保育園での英語指導について


保育園で指導を始めたのが9月。途中半年間、出産のためにお休みしましたが、もう2年半になり、発表会は3回目となりました。これを機に、英語の指導について振り返ってみることにしました。自分のための記録の意味も含めて書いており、長いので興味のあるところを見つけて、ご覧ください。
英語指導始まる

実際は、0歳の子を一から育てるだけではなく、全ての年齢が英語初めてな訳で、今思えば、どうカリキュラムを作ってよいのやら、ゆっくり考える間もなく、英語指導がスタートしたという感じでした。でも、その頃の私は、子供の吸収力を信じきっており、ある程度サークルの経験や、教材研究からコレなら行ける!というネタと自信のようなものも得ていたので、エネルギッシュに乗り込んでいったのでした。
子供たちは、毎日の繰り返しルーティンの中に、新しいものが入ってきて、「わ〜い、英語だ!!きゃっほ〜〜!!」と叫ばんばかりの喜びようで、毎週、終わるたびに、元気をいっぱいもらって胸がパンパンでした。
園長先生も毎回クラスを一緒に回ってくださって、片隅で見守ってくださり、色々教えていただきました。子供たちが興味津々のやりやすい時期、夢のような日々でした。(笑)

その頃のクラス分けと内容

★0、1、2歳児(ひよこ、りす組) 20名ちょっと  15分程度
Hello song
How are you song ひとりひとりお名前入れて
If you're happy などの曲
CTP のテープ付絵本読み聞かせ
DWE Play Alongの中の曲

★2、3、4歳児(うさぎ、さる組ー年少々と年少)30名強  20分程度
Hello Song
How are you song
What's your name?

数 Seven Steps
Finger Family
Pease Porridge Pot などの曲
Brown Bearなどの本

★4、5、6歳児(年中、年長)
世界地図を使って、色んな国で英語が話されていることを紹介
色んな国の言葉でHelloを言う
Hello Song
Action verb リズムに合わせて
色んな遊び歌
ORTのBig Book (この頃発売されたばかりでした。FloppyとKipperのHand Puppetを使って指導し、子供たちは大喜びでした。)

10月にはHalloweenの雰囲気を楽しむため、魔女に化けて登場し、少しのお菓子を配りました。

始めてまもなくして、なんと


うさぎ組(年少々) Hi,Hello
さる組(年少) Walking Walking
きりん組 年中、年長合同歌  Little Sir, Echo
きりん組 年長  Let's play  Good bye song


ORTのAt Schoolのお話を元に歌、踊り、台詞を交えての創作劇に仕立てました。曲の編集や、順番、役決め、練習の段取り、小道具作り、全てはじめてで慣れずに手間も時間もかかりました。この年は、年長さん、しっかりした子が多く、役者揃いだったので、英語を始めて4ヶ月ほどとは思えない出来ばえでした。

お話の流れ:恥ずかしがりやの転校生Kipperをみんなで遊びに誘います。やっとOKしたkipperと、一緒に歌って踊って、最後は大好きなランチタイム。 I'm hungryの曲に合わせて、名前を呼んだ順に好きな食べ物をこたえていく。フルーツや食べ物を大きく書いて、厚紙に貼り、持って歌いました。

その後

卒園に合わせて、Certificationを全員発行し、小さなプレゼントも渡しました。
4月からは、卒園児対象の学童保育を始めることになり、その中で英語を教えることになりました。
すぐに出産のためにお休みすることを了承していただいた上で、始めました。
7月いっぱいでお休みに入いらせていただきました。

お休みに入るころ、園長先生との会話の中で私が不在の間も英語を聞かせたいというお話がありました。日常誰でも簡単に口ずさめるような歌が良いとのことでしたが、既存の音声教材ではなかなかなく、替え歌を作るのはできるけれど、私の発音では、、と躊躇していたのです。そしたら、園長先生は「自作の歌でいいんです」とはっきりおっしゃって、忙しい中、午後の大事な時間を割いて、つたない替え歌の吹き込みに付き合ってくださいました。結局、うまくテープ等に落とすことができず使われることはなかったようですが、このことは後でとても役に立ちました。


1,2歳児 I llike apples  (初めてこの年齢の子達も英語の歌が入りました。自作の替え歌のひとつ。  保育園で定着しました。)
年少々  Hi,hello
年少    Seven Steps
年中、年長合同  The ABC Song (オリジナルのワイルドバンチの踊りを少しアレンジして、簡単にしました)



コツコツやっていこう


この年の発表会の演目(2003年度) 2004年2月14日 中原市民館にて

りす組 1,2歳児 Come on, Let's go out! (これも自作の替え歌です。)
うさぎ組 2,3歳児 Hi,Hello
さる組  年少    Happy Birthday (thの発音がとても上手にできるようになりました。)
きりん組 年中    Under the spreading chestnut Tree (振りつきで上手に歌いました。)
きりん組 年長    おむすびころりん (声にだす英語絵本より)
             Where is the spring time? (春はどこ) ヘンリーおじさんのCDより


発表会前日と当日

前日は音や照明のリハーサルがあるのですが、なんと自分が熱を出して行けませんでした。「おむすびころりん」は、ナレーションも全てCDにあるのですが、テンポが速すぎて子供がやり難そうで、生の声で私が話すことになっりました。ですが大きなホールでのリハーサルに出られず、音だしやマイクでのナレーションはぶっつけ本番となり、とても緊張して、手が震えてしまいました。ちょっとトチってしまったし。。
でも、子供たちは、台詞を自分のものにしていて、どんどん大きな声で台詞を言って、お話を進めていきました。私は、綺麗な発音で言わなくちゃ!!と、肩に思い切り力が入っていたんですが、嬉しそうに演じている姿をみたら、力みが抜けました。

劇の後は、もう一度整列して、Where is the spring timeを唄いました。この歌と劇をほぼ一ヵ月半で仕上げることになったので、子供が馴染みやすくなるように、単語一つ一つの絵をかいて、まずそれを覚えてもらい、歌詞カードを絵カードをつないで作りました。そして教室の壁に貼ってもらいました。担任の先生が、他の発表の準備の合間にコツコツ英語の練習も入れて下さっていたお陰で、余裕の表情で立派に歌い上げていました。

全てが終わったときは私も楽しんでいました。こうやって毎年1つずつ作品を作り上げていくことができるのは、保育園で指導しているからなのでしょう。
色々大変ではありますが、これからも試行錯誤しながら、きっと続けていくのだと思います。


おむすびころりん用意した小道具

おむすび  新聞紙や、綿、白フリースなどで作成、黒ガムテープでのり  
おばあさんのエプロン   100円ショップで調達
もち   白のフリースの中に綿を入れて縫いました。
小箱
小判
着物  子供の浴衣を使用
穴    大版プラスチックの板をくり抜いて立てられるようにし、穴の周りに草を装って緑の紙を張った
ねずみの耳  カチューシャと色画用紙で作成
おじいさんのズボンとベストは保育園にあった物をお借りしました